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深雪アートフラワーについて
深雪アートフラワーは、飯田深雪が1945年にヨーロッパの服飾文化を基にオリジナルの芸術性を加えて構築した日本独特の造形布花です。面と線で空間にフラワーオブジェクトを造形することから「立体の絵画」とも呼ばれ、花の構造や着彩方法など70余年以上の伝統で培われた技術は、多くの市販造花やハンドメイドフラワーに影響を与え、活かされています。
作り方
どのようにして深雪アートフラワーを作るか、一例をご紹介いたします。
花や葉、茎などそれぞれの部分にふさわしい材質を選び、型紙に合わせて白い布をカットする。
布は形がつけやすく、持ちをよくするために、糊引きしている。
本の中に型紙、材質、枚数などが記載されています。
何枚か重ねた布に型紙を合わせて花弁の形にカットします。
(写真は一輪分の材料)
染料(ミユキカラー)は、水彩絵の具を使う要領で色を合わせて筆で着色します。
花弁は、染料の混ぜ合わせたり重ねることで好みの色に着色します。
同じように花芯のカット、茎布、ワイヤーと全ての材料を染めます。
花弁は、こてを使って丸みを出したり、動きを付け加えることによって立体的に表情をつけ、形づくります。
こてあてした花弁を花芯につけ、組んでいきます。外側の花弁は一枚につけた花弁と少しずらしてつけます。
出来上がり。
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